妖精の住む家

娘編（小学校高学年）

「レイチェルシリーズ」全３巻　クリフ・マクニッシュ著　金原瑞人訳
　
　普通の生活をしていたはずのレイチェル｡ある日突然嵐のように魔法の世界に引きずり込まれる。
お話のスピード感と情景描写の妙で、どんどん物語りに引き込まれてゆく｡
小さな可愛い弟のいる主人公が自分自身と重なって・・・
あっと言う間に読んでしまいました。

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「龍の住む家」クリス・ダレーシー著　三辺律子訳

　下宿人募集～ただし、子供と猫と龍が好きな方～そんな張り紙を見てデービットが行った先は、まさに龍だらけだった．
家中に女主人リズが作った陶器の龍が置かれていた。
引っ越し祝いに「特別な龍」をもらったが、片手にノートを持って鉛筆をかじっている変わった龍だった．
次々に不思議なことが起こり始める・・・
ファンタジー王国イギリスからやってきた素敵な物語。龍が可愛い!!切なく泣けるお話です｡

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「龍の住む家２～氷の伝説～」クリス・ダレーシー著　三辺律子訳

「龍の住む家」の続編で、可愛い龍たちがたくさん登場する優しい物語。
娘が一番好きな本のひとつとして大絶賛する本です。私は装丁が好き。宝物にしたい本。

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「竜退治の騎士になる方法」岡田淳著

　その人は真面目な顔で「俺は竜退治の騎士やねん｡ジェラルド言うねん｡」と言った。どう見ても東洋人の顔だった・・・
娘が、まだ小さい弟に読んでやっているのを、いつのまにか両親も聞き入ってしまった｡
引き込まれて夢中になる面白さ。娘はそのまま一気に最後まで音読してしまった（笑）
岡田淳さんの本はその後、弟のお気に入りとなる｡

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「空へつづく神話」富安陽子著

　理子の出会った神様は記憶をなくしてしまった変な神様。神様の記憶を取り戻すお手伝いをしてあげる優しい女の子のお話。
富安陽子さんの作る優しい世界が心地よい一冊です｡

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「岳物語・続岳物語」椎名誠著

　元気な小学生「岳」と息子の成長を悲喜こもごもの思いでみつめる「おとう」の物語。
「続・・・」の方は少年が思春期を迎え、自立して行く｡プロレスごっこでとうとう父を持ち上げてしまった・・・男同士の友情の物語。
娘は自立する岳の様子があまり好きではないらしい｡まだ、甘えていたい年頃だから?
でも、お気に入りの一冊であることは間違いない。

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「夏の庭」湯本香樹実著

　町外れにくらす一人の老人を僕らは観察し始めた｡
生ける屍のようなこの老人が死ぬ瞬間をこの目で見るために。
夏休みを迎え、いつしか少年達の「観察」は老人との深い交流へと姿を変え始める・・・
思いやりと世代を越えた心の交流｡甘酸っぱくてどこか懐かしい｡
このお話の世界、空気感が好きと娘は言う。とてもせつなくて悲しい・・・けれど優しい気持ちになれる本。

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「西の魔女が死んだ」梨木香歩

学校に行けなくなってしまった「まい」｡西の魔女と呼んでいたママのママ、つまりおばあちゃんの家へ｡
大好きなおばあちゃんのもとで魔女修行をする｡
何事も自分で決める事と規則正しい生活の中で、まいの心はすこしづつ癒されてゆく｡
このお話の空気感が大好き。この魔女は私の母、つまり娘のおばあちゃんに似ています。
号泣して読んだ作品です｡

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「そこに僕がいた」辻仁成

作者の少年時代や初恋、喧嘩友達・・・懐かしい青春をちりばめたようなエッセイ集。
娘は初恋の女の子に自分の思いと裏腹のとんでもない行動をしてしまう彼の様子に大笑い！
「でも､わかんない｡好きなんでしょう?」と､言っていましたっけ｡

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「マーリンシリーズ」全５巻　Ｔ．Ａバロン著　海後礼子訳

アーサー王のお話に登場する伝説の魔法使いマーリンの少年期の物語。
若きアーサー王が立派な王様になれるよう導いた魔法使いのなかの魔法使いと言えるマーリンが自分の不思議な力に気付くところから物語りは始まります。
とても楽しいお話。物語に登場する場所の地図って大好きなのだけど(例えば１００エーカーの森とか）、この本にも出てきます。
この本の装丁も好き。

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「バーティミアス」全３巻　ジョナサン・ストラウド著　

魔術師、悪魔、五線星、妖霊・・・ファンタジーの全ての要素を持っているかっこいいお話。
小説の訳注にバーティミアスの文句が書き込まれていて、これが「たまらなく楽しい!！」んだそう｡
かっこいいハズのバーティミアスが時々失敗しちゃうところが、カワイイ｡
娘のベスト１!

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「ランプの精」全２巻　まだ、続く？　Ｐ．Ｂ．カー著　小林浩子訳

１２歳の双子の兄妹｡ある日、親知らずを抜いたことから不思議なことがたくさん起こり始める。精と書いてジンと読む。
不思議な世界に入り込む楽しいお話。
没頭し物語りの中に入り込んでしまう読み方をする娘にとって、こういう世界は日常から切り離されて
まさに、異空間に旅立つイメージかな?

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「ダレン・シャン」全１１巻　ダレン・シャン著　橋本恵訳

ある運命のもとに生まれたダレン。運命に引きずり込まれるように冒険の世界へ・・・
バンパイアとバンパニーズの戦いを通じて、勇気、友情、家族愛などを考えさせられる1冊。
グロテスクな表現も多いので好き嫌いはあると思いますが、子供は怖いものが好き？
息子も好きで繰り返し繰り返し読んでいます。

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「デモ・ナータ」全２巻（まだ、続く?）ダレン・シャン著　橋本恵訳

これまた悪魔のお話。ダレン・シャンよりも、さらにグロテスク。より怖いお話だそうです｡